case3.破折
歯が割れた・折れたことにより他院では抜歯という診断を受けた例
case3-1残った歯根を活かしてインプラントを行わずに、割れた歯の単独修復に成功
Eさん 60代男性、会社員
症状
水平に歯が割れた。
他院での治療方針
抜歯してブリッジまたはインプラントによる治療をすすめられた。
じつふち歯科医院での治療方針
Eさんは、ブリッジやインプラント以外に治療方法がないかと当院を訪れました。
残っている歯根の長さが十分にあるので、歯を移動(挺出)させ、単独で歯を修復する治療方針を提示いたしました。
治療の経過など
点線部分が折れた箇所。
フックを付け歯根を引っ張り出す(治療開始時)。
フックを付け歯根を引っ張り出す(治療途中)。
治療開始時。
歯根が引っ張り出されている。
治療開始より半年後、セラミック(上物)を被せて治療完了。
ブリッジもインプラントも行わずに、歯根を活かして治療を行うことに成功しました。
患者さんの声
この年齢での矯正治療はハードルが高い気がしていましたが、実際は、イメージしていた矯正治療と違い、治療期間も短く、治療箇所も少なく、終わってみれば何でもなかった気がします。