case2.歯内療法
他院で治療を行うも、症状が改善せずに来院した例
case2-1歯茎の腫れが治癒せず、最終的には抜歯といわれたが、外科的歯内療法により抜歯せずに治癒した例
Tさん 20代女性、会社員
症状
歯ぐきが腫れて痛い、なかなか治らない。
他院での治療方針
根管治療(歯の根っこの治療)を繰り返すが、歯茎の腫れが治癒しない。そのため、原因となっている歯を抜くことを提示される。
じつふち歯科医院での治療方針
Tさんは、他院で抜歯を提案され、歯を抜かずに治療方法はないかと当院を訪れました。治療方針として、Tさんへ、これまで行っていた根管治療を再度行い、もしも改善が見られない場合、外科的な歯内療法である歯根端切除を行い、それでも改善しない場合に抜歯を行うという治療方針を提示しました。
治療の経過など
まず、根管治療(歯の根っこの治療)から開始しましたが、治療経過が良くなかったため、外科的歯内療法である歯根端切除手術(根切)を行いました。
その結果非常に良好な経過をたどり、抜歯を行うことなく無事に治癒しました。
歯茎の腫れの原因となっている歯の根っこ。黒い部分が病巣。
歯の根っこの先を切除。
病巣がなくなり、症状が改善したことが分かる。
通常の根管治療で治癒が期待できない場合、抜歯するまえに積極的に外科的な歯内療法による治療を試みるべきと当院では考えています。
患者さんの声
これまで長い間、歯茎の腫れが改善せず、悩まされていたのが嘘のようにとても快適な日常生活を送っています。
他院で抜歯といわれたあの時、じつふち歯科を訪ねていなかったら・・・。
最終的には手術はしましたが、歯を抜くことなく治療が終わり本当に感謝しています。